広島・森下 “22年型ボディー”つくる!ウエートトレ本格導入「ケガをしないようにしたいと」

[ 2022年1月5日 05:30 ]

ウエートトレを本格導入する広島・森下暢仁
Photo By スポニチ

 広島・森下がウエートトレの本格導入で「22年型ボディー」の完成を見据えている。今オフから上、下半身ともにウエートの重量を増やして強化中。「ケガをしないようにしたいと思った。もちろん(球も)強くしたい」と狙いを明かした。

 ウエートトレは学生時代から最小限にとどめてきた。理由は「あまり興味がなかった」。身長1メートル80、77キロの細身でも球の力強さは申し分なく、ウエートトレの優先順位は高くなかった。だが、3年目を前に、本格的に取り組んでこなかった練習に重点を置くことで、新たな伸びしろにもつながると判断。「いつもより(重量を)増やして力がつけば、球の力も強くなるかもしれない。野手も投手もみんなやっているし、やっぱりある程度は必要ではないかと思った」と、さらなるレベルアップに励んでいる。

 今月は沖縄市内で大瀬良らとの合同練習に参加する。大瀬良は徹底して走り込むことでも知られるだけに、先輩との過酷な練習で「22年型ボディー」はさらに完成形へと近づく算段だ。「(去年は)トレーナーさんに本当にお世話になり、いい体の状態で臨むことができた。引き続きケガなくやりたい」。2年連続で開幕から先発ローテーションを守り抜いてきた右腕。今オフは新たな挑戦をもとに、フル回転への準備を進めている。(河合 洋介)

続きを表示

2022年1月5日のニュース