オリックス・T-岡田 17年目の進化へイチロー流「初動負荷トレ」導入していた「体の感じいい」

[ 2022年1月5日 05:30 ]

オリックス・Tー岡田
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 オリックス・T―岡田が、「初動負荷トレーニング」を導入していたことを明かした。

 「体の感じはいいですね。股関節の可動域も広がり、体幹もしっかりするので腰痛にもいいと思う。パフォーマンスの向上につながれば、と思います」

 昨年12月から大阪市内のトレーニング施設「ワールドウィング」を訪問。イチロー氏や、50歳まで現役だった山本昌氏らが取り組んだ同トレで、オリックスになった89年以降では在籍最長となる17年目に向けて備える。

 昨季は115試合で打率・241、17本塁打、63打点。首位攻防だった昨年9月30日のロッテ戦で9回2死から逆転3ランを放つなど25年ぶりのリーグ優勝に貢献したが、「規定打席にも乗っていないですし。確実性を上げて、信頼を得られたら使ってもらえると思う」と満足感はない。

 球団の仕事始めとなったこの日は、舞洲で自主トレ。初詣した兵庫県内の神社でのおみくじは中吉だったそうで、「欲を出したらアカンとあったので、やるべきことをしっかりやる」と力を込めた。(湯澤 涼)

 《仕事始めで連覇期待》オリックスは4日、大阪市内の球団事務所で仕事始めを行った。湊通夫球団社長は「発展途上のチームなので、さらなる進化を期待しています。昨年培った自信を糧に、連覇に向けて、まい進してほしい」と96年以来のリーグ連覇を期待した。コロナ下でのシーズンも今季で3年目。湊社長は「安全面の工夫をしながら、最大限の努力で、お客さまに楽しんでいただくシーズンにしたい」と話した。

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2022年1月5日のニュース