阪神・ロハス 米国自主トレ公開!2年目の爆発へ3割30発宣言「飛躍して、チームを優勝に導きたい」

[ 2022年1月5日 05:30 ]

自主トレを公開した阪神・ロハス(球団提供)
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 「2年目のジンクス」の真逆を行く。阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手(31)が4日、球団を通じて母国・米国での自主トレの様子を公開。来日が遅れた影響で打率.217、8本塁打21打点に終わった1年目の経験を糧に「3割、30発」を目標に掲げた。

 「チームへの合流が遅れてしまって、前半戦は良くなかったけれど、後半戦はいい形で終えることができた。この経験は必ず生かすことができると思っている。日本の投手たちの自分に対する攻め方や特徴を学ぶことができたから、さらに飛躍して、チームを優勝に導きたい。3割、30本を目指したいね」

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、来日が4月4日までずれ込み、春季キャンプにも不参加。見切り発車気味に1軍に合流したが調子が上がらず、前半戦は打率.098で終えた。ただ、後半戦は.261、7本塁打と、一昨年に韓国で打点、本塁打の2冠を獲得した片りんを見せた。日本野球にも慣れた今年はロケットスタートを決め、本領発揮を期している。

 現在は地元のジムなどで「バッティングのメカニックの修正に取り組んでいる」と意欲的に調整。自身のSNSでは家族との仲むつまじい姿を頻繁にアップするなど精神面もリフレッシュしており、2年目の爆発が期待できそうだ。(山添 晴治)

 ▽来日2年目に大化けした助っ人野手

 ★マニエル(ヤ)76年は84試合で打率.243、11本塁打、32打点だったが、翌77年は114試合で打率.316、42本塁打、97打点。一時は王(巨)と本塁打タイトルを争うなどチーム初の2位に貢献。

 ★ブーマー(阪急)83年「飛ばし屋」の触れ込みで来日。打率.304も17本塁打、62打点の平凡な数字。翌84年は順応を見せ打率.355、37本塁打、130打点で外国人選手初の三冠王とV貢献でMVP。

 ★リグス(ヤ)05年は変化球攻めにあい、107試合で14本塁打、44打点。翌06年は「バントをしない2番打者」の起用で142試合、39本塁打、94打点。5月と8月に月間MVP。

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2022年1月5日のニュース