大商大のドラフト候補コンビが勝負の年へ気合 伊原「通算20勝目指す」碓井「日本一に」

[ 2022年1月5日 17:50 ]

大商大の最速147キロ左腕・伊原(右)と捕手の碓井
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 関西六大学野球連盟の大商大は5日、奈良県内の関屋グラウンドで始動した。今秋ドラフト候補の最速147キロ左腕・伊原陵人投手(3年=智弁学園)、碓井雅也捕手(3年=天理)らが調整。新シーズンへの決意を示した。

 伊原は1メートル70と小柄ながら、最速147キロを誇る左の本格派。カットボール、スライダー、フォークと多彩な変化球を操る。1年春から登板し、リーグ戦通算10勝。新年の誓いにリーグ優勝と初の大学日本一を掲げた。「リーグ優勝と大学日本一が目標。その目標を達成するため、チームのために自分がしっかり投げたい。先発するからには通算20勝を目指します」と言葉に力を込めた。

 今季より新チームの主将に就いたのが捕手の碓井だ。二塁送球タイムは1・81秒。肩の強さに加え、インサイドワークにも優れる頭脳派タイプだ。目標に掲げるのは大商大OBで楽天の太田光捕手。太田の映像を見て配球を研究しているという。初の大学日本一を目標に掲げる今季。伊原とともにチームを引っ張る碓井に期待は膨らむ。「日本一になるという約束を果たしたい」と意気込んだ。

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2022年1月5日のニュース