高橋由伸氏 監督だったら大谷翔平をどう使う?「セ・リーグの野球でもし大谷くんがいたら…」

[ 2021年12月22日 18:42 ]

高橋由伸氏
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 元巨人監督で、球団特別顧問の高橋由伸さん(46)が18日放送のTOKYO FM「TOYOTA Athlete Beat」(土曜前10・00)に出演。大リーグ・エンゼルスで今季のMVPを獲得した大谷翔平投手(27)について、監督目線からの起用法を語った。

 二刀流で歴史的な活躍を見せた大谷の“打の凄さ”について「スイングスピードが抜群に速い。自分の大きな体を速く動かせる人はなかなかいない。体の大きさ、パワー、スピードが合わされば当然大きな力になるので」と分析した高橋氏。投手としては「今シーズン途中からストライクゾーンの中で勝負し始めた。球数を抑えられたのがシーズン最後までいけた一番の要因かなと思います」と話した。

 番組パーソナリティーの俳優・藤木直人から「由伸監督だったらどのような起用をしてみたい?」と問われると、「大谷選手が日本ハム時代からメジャーリーグ行ってすぐの時によく聞かれたんですけど、当時はバッターで使いたいとは言っていました」と打者としての起用を希望。「毎日使いたい」とその理由を明かし、「戦力になるし、見に来る人もみんな大谷を見たいでしょうから」と続けた。

 ただ、“由伸監督”として気になるのは優勝争いをした場合だという。「僕はセ・リーグの監督だったので、DHがないからどこまでうまく回せるのかなと。大谷くんの場合はDHがあるのが非常に大きくて。セ・リーグの野球でもし大谷くんがいたら、どうやってみんな使うかな」と監督視点での想像を口に。藤木が「ピッチャーじゃない時は今シーズンも何回かありましたけど、外野を守らせるしかないわけですものね」と言うと、高橋氏は「セ・リーグはそうなるので、そうなると二刀流という部分では使い方はどうするんだろう…難しいなあと考えちゃいますね」と応えた。藤木に「もしくは由伸監督がパ・リーグに行くとか」とジョーク交じりに“提案”されると、高橋氏も「そうすると使い方はいろいろ想像しやすくなりますよね」と笑っていた。

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