阪神・矢野監督 大卒以上新人は全員1軍キャンプの方針示す 智弁学園・前川にも「可能性ある」

[ 2021年12月11日 05:30 ]

阪神・矢野監督

 阪神・矢野監督が、大卒以上の即戦力新人については、基本的に来春キャンプで1軍スタートさせる方針を示した。

 今秋ドラフトでは育成選手を含め8選手を指名し、そのうち5人が大学、社会人出身。その処遇について問われた指揮官は「豊田はちょっとケガがあるから、現状ではちょっとわからないけど、大卒で獲るということはある程度、即戦力ですぐに力になれると、うちも評価して獲っている。1軍の投手、レベルを知るという意味でも成長につながるのかなと思う」と1軍スタートの方針を示した。

 加えて例外の存在も挙げた。ドラフト4位の智弁学園・前川だ。将来の大砲として期待する逸材は、高卒ながら沖縄に連れて行く意向。「現状の体力、体が大丈夫であれば、連れて行く可能性もあるよと。可能性があるだけで絶対に連れて行くということでは全然ない」と明言こそ避けたが、可能性は示唆。年明けの新人合同自主トレでの体調面、状態などを踏まえ、最終判断する。

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2021年12月11日のニュース