広島ドラ3・中村 トヨタ先輩の栗林さんとお立ち台宣言「僕の逆転弾でクリさんが9回を」

[ 2021年12月11日 18:28 ]

ポーズをとる広島ドラフト3位の中村健 (撮影・奥 調)
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 広島の育成を含む新人11選手が11日、マツダスタジアムなどの施設を見学した。ドラフト3位・中村健人外野手(24=トヨタ自動車)は、社会人時代の1学年先輩・栗林と本拠地のお立ち台に立つことを目標に掲げ、「僕が8回裏に逆転本塁打か逆転打を打って、9回表をクリさんに抑えてもらえば一緒に立てるかもしれない。クリさんとのお立ち台を一つの目標に頑張りたいです」と思い描いた。

 今季のお立ち台で栗林が突然「ウオー!」と絶叫した珍場面も確認済み。「僕もいいアイデアがあればやってみたい」と陽気な性格を生かす策を思案中だ。施設見学では本拠地の観客席に立って、イメージを膨らませた。

 「打って(観客を)沸かせられれば最高。欲を言えば(ファンのいる)右翼席に打ち込みたいけど、なかなか逆方向は難しいので、バックスクリーンに打ち込みたい。重圧のかかる打席を意気に感じてフルスイングしたいです」

 中京大中京では3年夏に甲子園出場。慶大、トヨタ自動車時代も含めて観客の前での試合経験はすでに豊富だ。「社会人2年間で会社を背負う経験ができたことはすごく大きい。結果が出なければ会社に申し訳ないという気持ちになる。そういういい経験も糧にして頑張りたいです」とコイ党を喜ばせる一打を誓った。

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2021年12月11日のニュース