西武・渡部 手負いの一発 17日右手に死球受けるも問題なし「源田さんくらいの気合で戦えるように」

[ 2026年4月20日 05:30 ]

パ・リーグ   西武5―3日本ハム ( 2026年4月19日    エスコンF )

<日・西>3回、3ランを放つ渡部(撮影・高橋 茂夫)
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 右手親指は黒いテーピングで固定されていた。打撃手袋はその親指の部分を自分でカット。黒く太い指が飛び出した右手で握ったバットで、西武・渡部が大アーチを描いた。

 「日本ハム打線は強力なので1点では足りないと思っていた。長打で複数点を取りたかった。最高の形で本塁打が出たので良かった」

 17日に死球を受け2試合ぶりに復帰。3回に1点を先制し、なお2死一、三塁。有原の浮いたフォークを見逃さなかった。利き手を負傷しているとは思えないほど軽々と左翼に運ぶ3号3ラン。エスコンフィールド初本塁打は、令和通算8885号だった。「ケガの影響は正直ない。(親指が固定されていて)意外と力が抜けて打てていたかもしれない」。ただ、祝福のハイタッチは右手をかばい逆の左手だった。

 患部の痛みはほぼないが、送球に影響があるため今季初めてDHで出場。23年WBCで源田が右手小指骨折も、世界一奪還に貢献した姿が重なる。診断は打撲。「自分はそこまで重くはないので源田さんと同じというのはおこがましい。自分もそういう立場になった時、源田さんくらいの気合で戦えるような選手になりたい」と言ったが2年目で主軸を担う自覚は強い。

 昨年球団がSNSなどで公募し、1500件以上の応募から選ばれたキャッチフレーズが「獅子の若大将」。若大将といえば同じ背番号「8」の巨人前監督、原辰徳氏の代名詞だ。猛打でリーグ連覇した19年6月18日の中日戦での16得点以来、7年ぶりの15得点の猛打を呼んだ手負いの若大将。「もっと貢献できるように責任感を持ってやっていく」と力強かった。(河西 崇)

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