ソフトバンク・川原&渡辺雄が戦力外 来季へ向けた戦力整備第1弾は苦労人のベテラン中継ぎ両左腕

[ 2021年10月18日 05:31 ]

ソフトバンク・川原弘之
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 ソフトバンクの川原弘之投手(30)と渡辺雄大投手(30)が来季の構想から外れたことが17日、分かった。宮崎でのフェニックス・リーグに参加している両左腕は、近日中に球団から正式に通告を受ける。チームはクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性を残しているが、順位は工藤政権ワーストの3位以下が確定している。戦力整備の一環として戦力外通告がいよいよ始まる。

 関係者によると川原は現役続行を希望している。トライアウト受検などを視野に今後を模索する。

 左腕は09年ドラフト2位で入団。左肩、左肘の手術を経て16年に育成選手となったが19年に再び支配下選手登録を勝ち取った。長身から投げ込む150キロ超の直球を武器にリリーフで活躍し、ここまでプロ通算47試合で0勝0敗5ホールド。12年目の今季は開幕1軍入りし3試合に登板したが、4月3日西武戦に登板し同5日に出場選手登録を抹消され、2軍が続いていた。ウエスタン・リーグでは29試合で3勝1敗、4セーブ、防御率5・10の成績を残した。

 変則長身左腕の渡辺雄は、BC新潟から17年に育成ドラフト6位で入団し、20年に支配下登録された。ワンポイントの中継ぎとして今季は6試合に登板したが、9月13日に出場選手登録が抹消された。ウエスタン・リーグでは34試合、27回を投げて1セーブ、防御率1・67だった。関係者によると、川原と同じく現役続行を希望している。

 すでに長谷川勇也外野手(36)が15年のプロ生活を終えて今季限りでの現役引退を表明し、球団での指導者転身が有力となっている。不本意なシーズンとなったソフトバンクは、来季へ向けた戦力整備も急務だ。

 ドラフト会議も終え、来季構想が進む中で、支配下選手の戦力外通告の第1弾は、ともに長身の中継ぎ左腕となった。

 ◇川原 弘之(かわはら・ひろゆき)1991年(平3)8月23日、福岡市生まれの30歳。南片江小1年で野球を始め、3年から左投げ転向。片江中で「福岡ウイングス」に所属。福岡大大濠高から09年ドラフト2位で入団。12年の2軍戦で当時の日本人左腕最速158キロを刻む。15年3月に左肩、同11月に左肘を手術し同12月から育成契約。19年3月に支配下選手に復帰した。1メートル87、99キロ。左投げ左打ち。

 ◇渡辺 雄大(わたなべ・ゆうた)1991年(平3)9月19日生まれ、新潟県出身の30歳。三条市立第一中では軟式野球部に所属。中越では甲子園出場なし。青学大を経て、BC新潟でプレー。17年育成ドラフト6位でソフトバンク入団。20年8月に支配下登録。通算9試合で0勝0敗0セーブ1ホールド、防御率3.18。1メートル85、84キロ。左投げ左打ち。
 

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