ロッテ・美馬 1カ月半ぶり白星にホッ「すごい迷惑かけていたので」 “女房役”加藤のプレーに感謝

[ 2021年10月18日 21:25 ]

パ・リーグ   ロッテー西武 ( 2021年10月18日    メットライフ )

<西・ロ>マジック「6」を示す7回1失点で6勝目を挙げた美馬(撮影・長久保 豊)
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 2位ロッテは18日、敵地で5位・西武を2―1で下し、9月30日以来の首位浮上。優勝マジックを1つ減らして6とした。先発の美馬学投手(35)は7回4安打1失点の好投で6勝目。8月31日の西武戦以来、約1カ月半ぶりの白星に「いやーーーなかなか勝てなかったので今日の勝利はかなりうれしいです」と笑顔を見せた。

 美馬は初回、2死二塁から中村に中前適時打を浴び同点とされるも2回以降はピシャリ。7回96球を投じ、無四球4安打9奪三振1失点と勝利を呼び込む好投。「本当に正直調子は良くなかったので、2回のあのプレー(捕手・加藤による)で気持ち的にも吹っ切れて何とか7回まで投げれたと思います」とコメント。2回、無死二塁から岸の送りバントが浮き球となり、捕手・加藤が鋭い反応でダイレクトキャッチ。すかさず二塁へ送球し、飛び出していた走者は戻れずダブルプレー。この加藤のプレーが大きかったと振り返った。

 さらに美馬は無四球9奪三振と好投した自らのピッチングに「今日は三振が良く取れていたなという感じですね。まぁでも(加藤が)いいところを要求してくれたり、配球してくれたおかげです」と女房役に感謝しきり。

 優勝マジックは6となり「僕はちょっとすごい迷惑かけていたので、少しでも減らせることが出来て本当に良かったです」と苦笑い。最後に「ここに来て勝ちも続いてますし、みんなで優勝しましょう」とファンに向け呼びかけた。

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