巨人・秋広 ミスターからの声掛け&タッチに感激「また頑張ろうという気持ちに」

[ 2021年6月29日 05:30 ]

巨人・秋広にアドバイスを送る長嶋茂雄終身名誉監督(撮影・尾崎有希)
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 【目指せ!ゴジラの道 秋広優人成長記】日本選手歴代最長身の2メートルを誇るルーキー、巨人のドラフト5位・秋広優人内野手(18)の今に迫る企画「目指せ!ゴジラの道 秋広優人」。第3回は偉大なOBや先輩と交流して感じたことについて。オープン戦まで1軍に同行し、3本塁打を放った大型スラッガーは、現在は主に3軍で勉強の日々を過ごしている。

 6日に長嶋茂雄終身名誉監督がジャイアンツ球場に来られて、またお会いすることができました。「いいものを持っているから頑張れよ」と声も掛けていただきました。うれしいことに「触っとこ」というような感じで左手や腕を触っていただきました。3月にお会いしたときもそうでしたが、今回も声を掛けていただいたり、名前を出していただけて光栄です。やっぱりジャイアンツの歴史の中で凄い偉大な方。そういう方にまたお会いできたというのは自分の中で良い経験にして、また頑張ろうという気持ちになりました。

 6月は坂本さん、丸さん、梶谷さんら1軍で主力として活躍する先輩方の取り組みを間近で見ることができました。個人練習で特別に何かをやるというよりも、全体練習からかなり緊張感があって、技術面はもちろん、プレーの内容などをどういう姿勢でやっているのかなというのが凄く参考になりました。先輩方と直接、野球の話をすることはあまりありませんでしたが、打撃練習やノックなど一つ一つのプレーの動きがやっぱり違うなと。一流選手のプレーを見て勉強することができたので凄く良い時間になりました。

 最近はバッティングの形がだいぶ崩れてきていると感じています。自分の形で打てていない。15メートルほど離れた場所に目標物を置き、それを狙って打つティー打撃やスローボールを引きつけて打つなどさまざまなメニューを行っていますが、練習から“自分の形で打つ”ということを強く意識して取り組んでいます。守備面ではゴロ捕球や捕球姿勢を保つトレーニングなど、やはり基礎から。基本を身につけていきたいと思っています。

 今は主に3軍ですが、1軍で出るという目標は変わっていません。そこに向けて練習に取り組み、1軍で活躍できるような能力や技術を身につけていきたいです。また、精神面も本当に大事だなと感じているので、そこをしっかりと成長させていけるように頑張っていきたいと思います。(読売巨人軍内野手)

 ◆秋広 優人(あきひろ・ゆうと)2002年(平14)9月17日生まれ、千葉県出身の18歳。幼稚園から野球を始め、宮本中時代は江戸川ボーイズに所属し主に内野手。二松学舎大付では1年秋からベンチ入り。2年秋から4番&エースで投手で最速144キロ、高校通算23本塁打。20年ドラフト5位で巨人入団。契約金3500万円、年俸540万円。2メートル、95キロ。右投げ左打ち。

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2021年6月29日のニュース