日本ハム最大5点リード守り切れずドロー 先発バーヘイゲン粘れず、栗山監督「あそこは頑張らないと」

[ 2021年6月29日 21:57 ]

パ・リーグ   日本ハム5ー5楽天 ( 2021年6月29日    楽天生命 )

<楽・日(13)>5回、途中降板するバーヘイゲン (撮影・白鳥 佳樹)
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 日本ハムは4回までに5点のリードを奪うも、勝ちきれずに今季8度目の引き分けに終わった。

 打線は3回に高浜の先制打、王柏融の走者一掃の適時二塁打などで4点を先制。4回は渡辺が今季2号とする中越えソロを放って楽天の先発・釜田を攻略した。

 しかし、この後に首位と最下位の勢いの差を見せつけられた。5回無死一、二塁の好機で王柏融、野村、渡辺が3者連続三振を喫して追加点を奪えず。すると、その裏に先発・バーヘイゲンが2四死球に3安打が絡んで4失点して同点とされた。栗山監督は同点とされるまで先発バーヘイゲンを続投させた投手起用について「あそこは頑張らないといけないところ。もちろん(2番手の)河野はつくっていたけど。(勝利投手の権利目前で)そういうこともあるかもしれないけど、5回だから。普通なら7回、8回といかないといけない投手だから」と説明した。

 打線は5回以降。楽天の救援陣を打ちあぐねた。5回の王柏融から9回の万波まで13打者連続アウトと走者すら出せず。9回は石川亮が右前打を放って出塁も、続く中島が送りバントを2度失敗し、最後は打ちに出て空振り三振。西川は見逃し三振に倒れ、先発全員の11安打を放つも5回以降は得点を奪えなかった。

 栗山監督は打線についても「投手が代わって完全に止まっちゃいけない。しっかりやっていきます」と自らに言い聞かせるように話した。

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2021年6月29日のニュース