巨人8連勝! あす25歳になる主砲・岡本和が2発6打点大暴れ 広島戦通算1000勝目をド派手に飾る

[ 2021年6月29日 21:36 ]

セ・リーグ   巨人11―8広島 ( 2021年6月29日    東京D )

<巨・広12>8回2死一、三塁、勝ち越しの3点本塁打を放つ岡本和(撮影・木村 揚輔)
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 逆転でのリーグ3連覇を狙う巨人は広島との激しい点の取り合いを主砲・岡本和の2発6打点の活躍で11―8と制し、昨年9月の9連勝以来となる8連勝。貯金を今季初の13とした。連勝を逃した広島は今季最多タイの借金16。なお、巨人はこの白星で広島戦通算1000勝目となっている。

 初回から激しい点の取り合いとなり、広島が初回に主砲・鈴木誠の10号2ランで先制すれば、その裏に巨人も負けじと主砲・岡本和の22号2ランで同点とする展開。巨人は先発右腕・サンチェスが3回途中4失点で降板し、2―4で迎えた3回には丸、岡本和、坂本とクリーンアップトリオの3連続適時打で5―4と勝ち越し、さらに2番手左腕・戸根にもプロ7年目で初安打初打点となる中前適時打も出て6―4と2点リードを奪った。

 だが、5回に戸根が無死満塁のピンチを招き、代打・長野のカウントが1ボール2ストライクとなったところで原監督は3番手右腕・畠にスイッチ。畠は1球で長野を空振り三振に仕留めたが、続く野間と代打・松山に連続適時打されて6-8と逆転を許した。しかし、その裏、代打・中島の右前適時打で1点を返し、7―8と1点差。すると、8回には2死から松原、ウィーラーの連続四死球で一、二塁とし、丸の中前適時打で8―8の同点。さらに続く岡本和がこの試合2発目となる23号3ランを左中間スタンドに放り込んで勝ち切った。岡本和は23本塁打、72打点と2部門でリーグトップに立っている。

 広島は初回に主砲・鈴木誠の6年連続2桁本塁打となる左越え10号2ランで先制したが、4月9日の巨人戦(マツダ)以来81日ぶりとなる今季3勝目を目指したエース大瀬良がその裏に岡本和から同点2ランされるなど3回6失点KO。8―7と1点リードで迎えた8回には6番手左腕・森浦が4点を失った。

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