阪神・青柳「久々に塁に出たんで忘れてました」 お立ち台で近本からまさかの“ツッコミ”

[ 2021年6月29日 21:59 ]

セ・リーグ   阪神5-3ヤクルト ( 2021年6月29日    甲子園 )

<神・ヤ(10)> ヒーローインタビュー中に笑顔を見せる青柳(左)と近本 (撮影・後藤 大輝)
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 阪神は投打がかみ合う快勝で、連敗を3でストップさせた。先発した青柳は7回2失点で自己最多9三振を奪う好投。それでも先制ソロを浴びた村上との対戦を振り返り、「次こそは絶対に抑えたい」と闘志を燃やした。

 以下はヒーローインタビューの一問一答。

 【青柳】
 ―どんな気持ちでマウンドへ。
 「連敗の状況を絶対止めるっていう気持ちでマウンドに上がりました」

 ―天気にも恵まれた。
 「なんとか晴れてくれてね、良かったなって感じですね」

 ―登板を振り返って。
 「ヤクルト、結構良いバッターが揃っている中、なんとか最少失点に抑えられて良かったなと思うんですけど、やっぱり村上に毎回毎回やられているんで、次こそは絶対抑えたいと思います」

 ―今季自己最多の9三振を奪った。
 「そんなにイメージしてなかったですけど、数字にするとやっぱりすごいですね(笑い)」

 ―三振を奪えた要因は。
 「梅野さんの配球に限ると思います」

 ―先週に続いて連敗を阻止した。
 「ピッチング内容的に止められたことは良かったですけど、僕だけで勝ったわけではないですし、野手の方が5点取ってくれたので、楽に投げることができました」

 ―2回には打撃でも貢献した。
 「たまたまですね(笑い)」

 【近本】
 ―2回はどんな思いで打席へ。
 「初球ピッチャーがセットに入って、なんかこの辺(一塁側)で、ランナーがひゅるひゅるひゅるって戻ったんで、何かなと思って心配でタイム掛けたんですけど、ピッチャー投げてきて、よく見たら青柳さんの足にレッグ(ガード)がついてたので。それだけヒット打って興奮してたんだなっていうのは思いましたね」

 【青柳】
 ―わざとではない。
 「そうです、久々に塁に出たんで忘れてました」

 【近本】
 ―2回の打席を振り返って。
 「2アウトから梅野さんとヤギ(青柳)さんがつないでくれたチャンスだったので、なんとしても同点という気持ちはあったので。結果的にヒットになったのはうれしいですね。また後にもつないでもらえて5点入ったので、すごく良い流れでダメージを与えられて良かったなと思います」

 ―2試合連続で猛打賞。好調の要因は。
 「要因ですか…。うーん、しっかりセンターに返す、ことですかね。基本が大事かなとも思いますね」

 ―野村克也氏の追悼試合で勝った。
 「こういう大事な試合で連敗も止めることができましたし、意味のある勝利だなと思いますし、またこれでチームも良い流れに乗っていけたら良いなと思います」

 ―明日以降へ向けて。
 【青柳】
 「きょうで良い流れになったと思うので、明日からもしっかり連勝目指して、頑張っていきたいと思います」

 【近本】
「しっかり自分たちの野球をして、自分たちのプレーで、2位のゲーム差とか関係なく、しっかり自分たちの野球をしてどんどん勝っていきたいと思います。また声援よろしくお願いします」

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