中畑清氏、巨人・坂本5番起用が主砲の重圧緩和 岡本弾呼んだ主将の存在感

[ 2021年6月12日 05:30 ]

交流戦   巨人5-1ロッテ ( 2021年6月11日    ZOZOマリン )

<ロ・巨>8回2死二塁から若林の右前打で三塁を回る坂本(撮影・長久保 豊)
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 【中畑清 視点】坂本の見事な復活祭だったね。右手親指骨折からよくぞ1カ月で戻ってきた。遠投が求められるショートというポジションで、投げる方の手の骨折だよ。私も1989年、けん制球で一塁帰塁の際に右手薬指を骨折。復帰に1カ月半かかり、結局これが引退の引き金になった。

 キャプテンとしての気構えを感じさせる早期復帰。しかも連敗中で、吉川も骨折離脱するというチームの危機に戻ってきてさ。先制を許した直後の2回、最初の打席で左前打。「行くぞ!みんな」という無言のメッセージをチームメートやファンに送り、4回には四球でつないで中島の同点打を呼び込んだ。

 3番じゃなく5番に入れたのは原監督の大ヒットだったね。後ろに坂本が控えているという安心感。4番の重圧から少し解放された岡本和が8回に特大2ランで試合を決めた。

 首位阪神とは6ゲーム差。苦しい状況は続くけど、坂本の存在で戦い方が変わってくるような気がする。(スポニチ本紙評論家)

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