巨人 コロナ陽性で6人抹消の緊急事態で逆転勝ち ヤクルトから移籍の代打・広岡が決勝打

[ 2021年4月4日 16:39 ]

セ・リーグ   巨人2-1ヤクルト ( 2021年4月4日    東京D )

<巨・ヤ(3)>7回2死三塁、代打・広岡は勝ち越し三塁打を放ちガッツポーズ。左は後藤コーチ  (撮影・森沢裕)
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 巨人は4日、本拠でヤクルトを2-1で下した。

 コロナ陽性判定のため丸佳浩、中島宏之ら昨日までスタメンに名を連ねた主力を含め計6人が登録抹消される事態。ウィーラーもスタメンを外れた。丸と中島の代わりに重信、香月がスタメン入り。また、試合直前、ウィーラーに代わって立岡が左翼へ入った。

 打線はヤクルト・金久保の前に5回まで2安打と沈黙したが、1点を追う7回に暴投で同点の追いついた。さらに今年3月、ヤクルトからトレードで移籍した代打・広岡が左越え適時三塁打で勝ち越した。広岡は移籍後初安打となった。先発の今村は7回1失点と好投し、今季初勝利を挙げた。

 この日1軍登録された立岡は攻守に躍動。1点を先制許した2回、なおも2死満塁から立岡が左前へ落ちそうな打球をダイビングキャッチの好守。打っては4回にチーム初安打となる中前打を放った。

 巨人は、この日、1軍選手、監督・コーチ、スタッフ101人を対象に新型コロナウイルスの感染の有無を確認するSmart AmpPCR検査を3日に実施したところ、同日夜に選手2人について陽性と判定され、同じく1人については再検査の必要があるとの連絡を検査機関から受けたと発表した。

 陽性と判定されたのは、中島宏之、丸佳浩の2選手で、再検査の必要があるのは、若林晃弘選手。接触頻度の高かったのは、亀井善行、増田大輝、北村拓己の3選手。計6人について、NPBの「特例 2021」に基づき、1軍登録を抹消する手続きがとられた。

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