DeNA・牧「長野県から来ました牧秀悟で~す!」開幕9試合連続出塁、3度目猛打賞 リーグ最多10打点

[ 2021年4月4日 19:35 ]

セ・リーグ   DeNA3―1広島 ( 2021年4月4日    横浜 )

<D・広>5回2死三塁、左前適時打を放つ牧(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAのドラフト2位ルーキー、牧秀悟内野手(22=中大)が5回に貴重な追加点となる適時打を放つなど、開幕9戦目で早くも3度目となる3安打猛打賞の活躍。チームの今季初勝利に大きく貢献した。

 「3番・一塁」で先発出場した牧は初回に三塁への内野安打を放って開幕から9戦連続出塁をあっさり達成すると、2―0で迎えた5回の第3打席で2死三塁から左前適時打、続く7回の第4打席では右前打を放って猛打賞を達成した。

 試合後、5回無失点でプロ初勝利を挙げた4年目右腕・阪口、今季初スタメンで先制弾&美技の神里とともにプロ初のお立ち台に上がった牧は「長野県から来ました牧秀悟で~す!」と明るく自己紹介から始めてつかみはオッケー。チームに3点目をもたらす5回の適時打については「ピッチャーの阪口が頑張っていて、チーム的にもまだ勝ててない状況だったんですけど、チャンスだったので思い切っていきました」と振り返った。

 ルーキーながら開幕から3番に座り、ここまでリーグ3位の打率・405、リーグ単独トップの10打点。さらに得点圏打率・545と大活躍を見せている。開幕から全9試合で出塁、すでに猛打賞3回だ。「前のバッターの人たちがチャンスを作ってくれているので、あとは後ろに佐野さんだったり宮崎さんだったりいるので、自分は凡打してもいいかなっていうぐらいの気持ちで思い切ってできているので、皆さんのおかげかなと思います」と牧。それでも「自信持って1打席目から振れているので、このまま続けていきたいかなと思います」と自信ものぞかせた。

 ファンに向けても「(自分は)1年目で(コロナ禍による制限で)声援がないっていう中ですけど、チャンスでの打席の時の手拍子だったり、そういうところが力を湧き出してくれるような応援をしてくださるので、皆さんのおかげかなと思います。ありがとうございます」とキッパリ。「長い負けが続いた中で1勝したということは、こっから多分勝っていくと思います。まだ1年目で分かんないですけど。乗りに乗ったら止まらない。それがベイスターズだと思うので、これからもよろしくお願いします!」と高らかに宣言して大きな拍手を浴びていた。

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2021年4月4日のニュース