関東地区大学準硬式野球連盟と野球グローブ再生工房Re―Birthが産学連携契約

[ 2021年3月3日 10:14 ]

野球グローブ再生工房「Re-Birth」蒲田店舗内で契約締結
Photo By 提供写真

 グローバルポーターズ株式会社と関東地区大学準硬式野球連盟は2日、同社の野球グローブ再生工房Re―Birthが持つ野球グローブの再生技術と野球連盟のネットワークや大学生の柔軟なアイディアを掛け合わせて「SDGs」に貢献することを目的に、産学連携契約を締結した。

 具体的には2の軸がある。

 (1)「つくる責任 つかう責任」。
 Re―Birthでは、使用済みや自宅に置いてあるグローブが廃棄される前に回収し、高度な加工・修理技術をもとに高品質なものへと再生し、未来のプレーヤーにつないでいる。この循環システムを加速すべく、野球連盟のスケールメリットを活かしてグローブの回収活動を行い、地球環境にやさしい持続可能な未来の野球界の創造を目指していく。

 (2)「気候変動に具体的な対策を」
 グローブは二酸化炭素排出量が多い牛の革を使用し、大量生産、消費されている。Re―Birthでは、上質な天然資源をもとに作られたグローブを1日でも長く使えるように野球連盟所属の大学生に対し、修理価格の学割を適用。また、野球連盟とともに修理技術を広く周知し、共感するパートナーを拡げることで、SDGs「パートナーシップで目標を達成しよう」への貢献を進めていく。

 【グローバルポーターズ株式会社】
 (本社・東京都大田区北千束1―60―10 代表取締役・米沢谷友広)
 ゼビオ株式会社、アマゾンジャパン合同会社を経て、2017年3月に設立。野球産業の発展やプレイヤー増加を目指している。野球用品の企画・販売、プロ野球団公式グッズの企画・卸売、野球グローブ再生工房「Re―Birth」の運営を行っている。 

続きを表示

2021年3月3日のニュース