阪神 盤石リリーフ陣が零封リレー 矢野監督「よく頑張ってくれてます」

[ 2020年10月20日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―1ヤクルト ( 2020年10月18日    甲子園 )

<神・ヤ> 阪神の5番手で登板した弟のロベルト・スアレス(撮影・大森 寛明)
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 藤浪だけじゃない。岩貞、岩崎、スアレスの盤石方程式が機能した。岩貞、岩崎がコロナ禍から復帰後、3投手がそろって零封するのは2戦目で初。矢野監督は「みんな戻って来てくれてますし、中継ぎもよく頑張ってくれてます」と手応えを強調した。

 同点に追いついた直後の6回からは岩貞が登板。連続四球で1死一、二塁とされたが、山崎を高めフォークで二ゴロ併殺。制球に苦しんだが、決定打を許さなかった。

 藤浪が7回に球団最速の162キロを叩き出した余韻が残る中、8回は岩崎が快投した。先頭の宮本を外角いっぱいの直球で見逃し三振。続く青木も外角直球で二ゴロに退けると、山田哲も外角直球で空振りの3球三振に仕留めた。

 「同点でセーブがつかない場面だったけど、裏の攻撃につながるような投球を心がけてマウンドに上がったよ。自分の仕事ができてよかったね」

 同点の9回を託されたのは、守護神・スアレスだった。先頭の村上にはカウント1―2から内角低め160キロ直球で空振り三振。全球直球勝負でねじ伏せると、坂口には2ストライクと追い込んでから141キロのスライダーで二ゴロに抑えた。山崎も159キロ直球で空振り三振と、危なげない投球で3者凡退に抑えた。

 この日は兄のアルバート・スアレスと、NPB史上初の外国人兄弟投手による同一試合での登板となった。「お兄さんもヤクルト側からするといい投球をしていたと思う。自分もいい仕事ができ、われわれにとって大きな1日になった」と互いの健闘を喜んだ。

 一つでも上の順位へ負けられない戦いが続くが、安定感抜群の救援陣の存在は心強い。昨季終盤も投手陣が総力を結集し、逆転でのCS進出を果たした。残り18試合。終盤のスパートへ、真価を発揮する。
(長谷川 凡記)

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