ロッテ・沢村 ドタバタ移籍初セーブ 2死から3連続四球「大反省」

[ 2020年9月21日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ5―3日本ハム ( 2020年9月20日    札幌D )

10回に登板し、移籍後初セーブを挙げた沢村(右)は笑顔で佐藤とタッチ交わす(撮影・高橋茂夫)
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 もう笑うしかない。自ら招いた絶体絶命を切り抜けてつかんだ移籍後初セーブ。ロッテ・沢村は(四球も)1個ぐらいならいいけど3個ですから。もう大反省の初セーブです」と苦笑いし、チームメートに頭を下げた。

 同点の9回に守護神・益田を使い、2点を勝ち越した直後の延長10回に出番が来た。簡単に2死を取ったが、ここから3者連続四球で満塁。一打同点、長打が出ればサヨナラ負けの危機を迎えたが、最後は渡辺を二ゴロに仕留めた。巨人時代の昨年5月17日以来492日ぶりとなる通算75セーブ目を挙げた。

 直球は最速で156キロを計測。巨人時代にチームメートだった大田を空振り三振に斬ったスプリットも151キロを計測したが、球が荒れてしまい「際どいところばかりでなく、もう少し大胆にいけばよかったかな」と振り返る。それでも移籍後4試合連続無失点。まだ安打を許しておらず、井口監督は「任せて送り出している」と厚い信頼を寄せている。

 ドタバタのセーブとなったが、4時間13分の激闘を制した。連敗を2で止めて8連戦を4勝4敗で乗り切り、首位のソフトバンクに1・5ゲーム差に詰め寄った。試合終了は午後6時13分。チームは新千歳空港から航空機で仙台に移動するため、バスの球場出発は同6時30分だった。沢村は勝利のエアタッチを交わした後、わずか17分で肩と肘のアイシング、荷物を出してスーツに着替えなくてはならなかった。

 「3連敗して帰れないので、ホッとしている」。最後までドタバタだったが、笑顔が消えることはなかった。 (横市 勇)

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