レイズ・筒香 同点の8号 苦手の豪速球&高め“克服” キャッシュ監督「ヨシの存在は励み」

[ 2020年9月21日 02:30 ]

ア・リーグ   レイズ3―1オリオールズ ( 2020年9月19日    ボルティモア )

<オリオールズ・レイズ>3回、同点本塁打を放ち祝福を受ける筒香(AP)
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 レイズの筒香が「苦手な球&コース」を克服した。3試合連続で1番で出場し、0―1の3回に同点の8号ソロ。右腕ロペスの95マイル(約153キロ)の高め直球を右越えに運び、ケビン・キャッシュ監督も「ヨシ(筒香)の存在は励みになっている」と高く評価した。

 今季の筒香は95マイル以上の速球を安打にしたことがなく、高めのゾーンも打率・143と苦手にしていたが、期待に応えた。5回は四球を選んで味方の2ランで生還し、計2得点。「とにかく塁に出ることが目的」との言葉通りの活躍だった。

 20日(日本時間21日)はポストシーズンの40人枠の提出期限。指揮官はリードオフマンとして結果を出す姿に「彼がホットであればあるほど、みんなが助かる」と喜んだ。 (奥田秀樹通信員)

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2020年9月21日のニュース