ソフトバンク・千賀 8回13K零封で6勝!チームの連敗3で止め首位死守

[ 2020年9月9日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―0楽天 ( 2020年9月8日    楽天生命 )

<楽・ソ>4回2死、浅村の打球を好捕した柳田とグラブタッチをかわすソフトバンク・千賀(撮影・白鳥 佳樹)
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 首位のソフトバンクは8日、楽天に2―0で勝ち連敗を3で止めた。千賀滉大投手(27)が今季自己最長の8回を投げ3安打零封。今季自己最多の13三振を奪う好投で6勝目を挙げた。2位ロッテも勝ったため、ゲーム差は0・5のまま。首位陥落の危機を、エースが救った。

 去年は26試合で10度できていた初回3者凡退が、今年はずっとできていなかった。もどかしさを感じながら、登板間の1週間を過ごす日々。千賀は「今年に関しては毎週、試行錯誤しながらだった。今日は今年初めて自分の球が放れたと思う」と言った。自己採点が厳しい右腕が、確かな手応えを口にした。

 今年は右前腕部の張りのために出遅れ、フォームにも悩んだ。工藤監督からは「最後のところだけを考えてみたらどうだ。打者と戦うことを考えて」とメカニックではなく、リリースポイントに意識を集中し、自分ではなく相手と戦うことを説かれた。それでも、思うような投球ができなかった。

 「ストライクをどんどん投げていくことを頭に置きながら」とテーマをシンプルに設定。自分の球を投げられたからこそ、今季10度目の登板で、初めて初回のマウンドを3者凡退で仕留めた。岡島、田中、浅村から3者連続で空振り三振を奪った。最初の守りから、チームにリズムを持ってくることが今季初めてできた。

 3回にはスクイズを外してピンチを脱し、7回2死満塁では銀次を内角直球で見逃し三振。「力が入ったので大丈夫だと思った」と8回まで108球でまとめ、3安打無失点で6勝目をつかんだ。

 今季最多の13奪三振。8つを直球で奪った。変化球に頼る投球ではなく、原点に返って直球で押す。最速159キロを計測するなど、千賀らしい内容に「この感覚を思い出して、自分の形にしたい」と納得の表情だった。

 チームは前カードで、2位・ロッテに3連敗を喫し、0・5ゲーム差に迫られていた。エースらしい快投での連敗ストップに、工藤監督は「マウンドさばき、しぐさも良かった。打者に向かっていっていたし、いいときの千賀に戻ってきた」と復調を喜んだ。

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