「田沢ルール」撤廃後、田沢が初登板 1回2安打無失点 巨人など4球団が視察

[ 2020年9月9日 22:17 ]

<神奈川・埼玉>6回、1イニングを無失点に抑えた田沢(撮影・会津 智海)
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 独立リーグのルートインBCリーグ埼玉に所属する田沢純一投手(34)が9日、神奈川戦(相模原)の6回に登板し、1回2安打無失点。「ヒットを打たれたけど、野手にカバーしてもらってよかった」と振り返った。

 2008年の米挑戦を契機にできたドラフト指名を拒否して外国のプロリーグでプレーした選手と一定期間、NPB球団が契約できない「田沢ルール」の撤廃が7日に決定。10月26日のドラフト会議で指名を受ける権利を得て、初のマウンドだった。

 田沢は先頭に右前打を許し、2つの暴投などで1死三塁のピンチを背負ったが、3番を得意のスプリットで空振り三振。4番を三ゴロに封じ、笑顔でマウンドを降りた。

 埼玉加入から1カ月が経過。アドバイスを求める若手も増えてきており、「明るいチームだと思うし、少しずつなじんできているんじゃないかと思います」とはにかんだ。

 この日は、巨人、DeNA、楽天、日本ハムのスカウトが視察する中、最速149キロを計測。「少しでも見てもらえればいいと思います」とうなずいた。

 巨人の野間口貴彦スカウトは「一つ一つの精度はさすが。縦の変化も非常によかった」と話し、DeNAの武居邦生スカウトも「スピードも切れもあった。けん制も早いし、即戦力なのは間違いない」と評価。田沢争奪戦が幕を開けた。

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