マー君、筒香は「雰囲気ある」 好投も今季初白星ならず「今日のような日もある」

[ 2020年8月8日 11:23 ]

アメリカン・リーグ   ヤンキース0―1レイズ ( 2020年8月7日    セントピーターズバーグ )

ヤンキース・田中将大(AP)
Photo By AP

 ヤンキース・田中将大投手(31)が7日(日本時間8日)、敵地タンパでのレイズ戦で今季2度目の先発登板。5回で59球を投げ、1安打無失点5三振無四死球で降板し、勝敗はつかなかった。チームは0―1で敗れた。「6番・DH」で先発出場したレイズ・筒香嘉智外野手(28)とは2度対戦し無安打に抑えた。

 「前回と違って、ファーストボール、ブレイキングボール、その両方、しっかりと自分でコントロールできた」と田中。「前回はコマンドってところがなかったけど、今日はしっかりと良いコマンドでしっかりと投げられたのが一番大きかった」と振り返った。さらに「前回特にスライダーがしっかりと動いてなかったので、そこは今日の登板で意識していた部分ではあった。回を追うごとにスライダーもよくなっていった」と手応えを感じ取った様子だった。

 相手打線をわずか1安打に抑え、2回以降は三者凡退に封じる好投だった。「だいたい今日の球数もわかっていたので、まあ終わりだなとは思っていました」と降板のタイミングにも納得。打線の援護がなく、今季初白星はならなかったが「シーズンを戦っていれば、今日のような日もあると割り切っていかなければいけない。もう終わったこと。明日またダブルヘッダーありますけど、2つ取りにいくという気持ちで、切り替えてやっていくしかない」と前を向いた。

 日米を通じて初対決となった筒香については「雰囲気はそりゃありますよ」と感想。第1打席の一邪飛について、打ち取った2球目のインコースは思い通りだったようで「キャッチャーが構えてましたから、それはそうでしょう」としてやったり。一方、第2打席の中飛は「捉えられていたんで、アウトになったのはラッキー。あれは僕の失投。長打になっても全然おかしくなかった。今日は僕に運があっただけ」と明かした上で、「今年は試合数が少ないけど、同地区で対戦する機会は数多くあると思うので、良い対戦をしていけたら」と次の対戦を心待ちにしていた。

続きを表示

2020年8月8日のニュース