西脇工・東田が好救援「気持ちはつくっていた」 31イニング連続無失点

[ 2020年8月5日 13:51 ]

令和2年度 夏季兵庫県高校野球大会  4回戦   西脇工8―3北条 ( 2020年8月5日    明石トーカロ )

力投する西脇工・東田
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 無失点街道はまだまだ続く。西脇工・東田健臣投手(3年)が8回途中から2番手としてリリーフ登板し、2回無安打無失点。初戦からの連続無失点イニングを31に伸ばし、チームの5回戦進出に貢献した。

 6―3の8回。力投を続けてきた先発・桑形康平(3年)が連打で無死一、三塁とると、マウンドには背番号「1」が向かった。

 「気持ちはつくっていたし、いつでも行ける感じだった。流れが向こうに行っていて、出番が来るかなと思っていた」

 まずは先頭を見逃し三振、次打者を一飛とリズムを刻む。最後は7番打者を高め直球で空振り三振にしとめ、相手に点を与えることなく、ベンチへと帰ってきた。9回も3者凡退と危なげなく締めた。「僕の持ち味は高めの直球」と最大の武器で押しまくった。

 今月1日から1週間で最大4試合の日程に臨むチームにとって、エースの温存に成功した形だ。東田は1日の洲本戦で129球、3日の社戦では150球を投球。今年から「1週間500球」の投球制限が設けられたため、4、5回戦の2試合のリミットは計221球だった。先発を回避した理由について木谷忠弘監督(47)は「4、5月は試合に投げられていないし、中1日は負担が大きい」としたうえで「できるなら、投げさせたくなかった」と話した。序盤から確実に得点を挙げ、先発・桑形も好投。エースの起用を2イニングにとどめられたことは、ほぼ理想通りの展開だった。

 この日の投球数は27。7日の5回戦で投球可能な球数は194となった。東田は「それだけあれば十分です」と白い歯をのぞかせる。兵庫は8強が出そろった時点で大会を終える。最終戦は春夏計6度の甲子園大会出場を誇る強豪・神戸国際大付。「ここまで来たら(兵庫の)頂点に立ちたいが、それは仕方のないこと。一番上を目指して頑張ります」。高校野球の集大成にふさわしい舞台は整った。

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