巨人・戸郷「いつ立っても緊張するマウンド」高2以来の“聖地”甲子園でプロ初10K快投、4勝目

[ 2020年8月5日 21:33 ]

セ・リーグ   巨人4―1阪神 ( 2020年8月5日    甲子園 )

<神・巨>甲子園で勝利投手となり笑顔の戸郷(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 巨人の2年目右腕・戸郷翔征投手(20)が阪神戦(甲子園)初登板。8回途中で自身初の10三振を奪う4安打1失点と好投し、7月15日の広島戦(マツダ)以来21日ぶりとなる今季4勝目(2敗)をマークした。

 初完投、初完封が見えた8回に先頭から連打されて降板した際には悔しそうな表情を見せた戸郷は「今までも中継ぎの人たちにいろいろ助けてもらったので、きょうこそは何とか…あの回だけはいきたかったですね」と試合後も悔しそう。初完投、初完封は「ちょっと頭の中にチラついていた」としながらも「ひとつひとつ抑えることを意識しながらやってました」と振り返った。

 プロ最多となる10奪三振については「ストライク先行でいけたのが一番良かったんじゃないかなと思います」と笑顔。開幕3連勝の後で2連敗を喫し、白星は3週間ぶりとなったが「勝てない1週間はとてもつらい1週間になっていたと思うので、次の1週間しっかりと調整して次に向けて切り替えてやっていきたいです」としっかり次戦を見据えた。

 聖心ウルスラ学園(宮崎)時代には2年生の夏に甲子園出場。今回はそれ以来となる甲子園のマウンドだったが「いつ立っても緊張するマウンドだったので、もっともっと自分の力が発揮できるようにやっていきたいです」とハキハキと話していた。
 

続きを表示

この記事のフォト

2020年8月5日のニュース