野球見ながら仲間と飲む酒は格別! 野球ファン集う居酒屋「あぶさん」に活気戻る

[ 2020年6月22日 05:30 ]

開幕を待ちわびた人たち

居酒屋「あぶさん」で来店客と試合観戦しながら談笑する石井店長(左から2人目)
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 野球ファンが集う居酒屋にも熱気が復活してきた。四谷三丁目駅から徒歩2分ほどの居酒屋「あぶさん」は休業で売り上げゼロの日が続いた時期もあり存続が危ぶまれたが、開幕を迎えて客足が戻ってきた。無観客試合が続く今、仲間とともにプレーに一喜一憂できる貴重な場となっている。

 満員の店内を見渡し、感慨深げな表情を浮かべた。店長の石井和夫さん(71)は「懐かしい光景が帰ってきた。これがずっと続いてほしい。お客さんと一緒に野球を見ながら飲むお酒は格別ですね」と笑顔で話した。

 コロナ禍で休業した4月上旬から5月下旬までの収入はゼロ。貯金を切り崩して家賃や人件費など支払う不安な日々が続いた。石井さんは「野球が好きだからこそ我慢できた。お金のことだけ考えていたら店をやめていたと思う」と振り返る。5月下旬の営業再開後も売り上げは前年同月比の約4分の1に低迷していただけに首を長くして開幕を待った。

 19日に来店した福田隆幸さん(56)は「球場に行けない今、皆と一緒に盛り上がれる場は貴重。ここではひいきのチームを超えて仲間になれる」と語った。店舗ではこまめな消毒はもちろん、出入り口を常に開けて、2台のサーキュレーターで換気するなど感染予防を徹底している。1986年のオープンから野球と二人三脚で歩んできた「あぶさん」にもシーズンが到来した。 (柳内 遼平)=終わり=

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