ソフトB・柳田、6戦3発 「尊敬する大先輩」阪神・糸井と競弾「自分も打てて良かった」

[ 2020年6月6日 05:30 ]

練習試合   ソフトバンク7-4阪神 ( 2020年6月5日    甲子園 )

<神・ソ>4回無死、ソフトB・柳田は右中間ソロを放つ(投手・西勇)(撮影・大森 寛明)
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 鷹の超人が今季実戦3本目で、初めて引っ張ってアーチを架けた。ソフトバンクは5日、甲子園で阪神と練習試合を行い、柳田悠岐外野手(31)が4回に右中間へソロ本塁打。親交のある“虎の超人”糸井嘉夫外野手(38)も2ランを放ち、球界の超人競演弾となった。チームは練習試合再開後、引き分けを挟んで3連勝と負け知らず。開幕へ臨戦態勢は整いつつある。

 右方向には、今年初弾だ。打った瞬間、文句なし。美しいスピンの打球が、この日の夜空を照らした満月並みに輝いた。柳田は1点を追う4回の第2打席。先頭でカウント2―2から阪神・西勇が投じた145キロの内角低め直球を迷わず、引っ張った。白球は長い滞空時間を経てスタンドへと、ガコンと落ちた。

 「芯に当たったので打った瞬間、ホームランになるかなと。追い込まれていたしコンパクトに振りにいきました。いいバッティングができたと思います」

 鷹の超人が、虎の超人に負けじと続いた。親交のある糸井が、3回2死一塁で、ムーアのカットボールを引きつけて左翼ポール直撃の2点本塁打を放ち「かめはめ波」ポーズ。一方の柳田は“引っ張り弾”後のベンチ前では控えめに、ヘルメットのつばに手をやる会釈ポーズで喜んだ。「敵ですが、尊敬する大先輩ヨシオさんが打っていたので自分も打てて良かったです」と笑顔だった。

 大リーグ挑戦の夢で胸中が揺れた昨冬。糸井に相談するとソフトバンク一筋でプレーするように後押しされた。そのこともあって、今季から7年契約を結んだ。

 これで、5月30日の紅白戦(ペイペイドーム)での左越えソロ、3日のオリックス戦(京セラドーム)の左中間ソロに続く、今季実戦3号。右へ左へと、好調は続く。練習試合4試合の打率は11打数4安打(・363)。3試合連続の3打点。ここぞの勝負強さは、キラリと輝く。

 「ホームランはどこで打ってもうれしいが、一球一球、修正もたくさんある。結果も出ない時もある。シーズンでも、この感じは続くと思います」と気を引き締める。ここまで、ベンチ前での本塁打パフォーマンス「3150(サイコー)」ポーズは封印しているが、バットの勢いは最高潮を持続中。超人競演は望むところだ。

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