吉村府知事、大阪の高校野球独自大会開催に感謝「野球以外も実現できるよう頑張る」

[ 2020年6月6日 16:15 ]

 大阪府の吉村洋文知事(44)が6日、自身のツイッターを更新。大阪府高野連が、中止となった今夏の大阪大会の代替大会として独自大会を開催すると発表したことに感謝した。

 「先程、府の高野連が、大阪大会を実施すると発表。府高野連に感謝です。なんとか大阪大会は実現できました」と喜び、「高校球児の皆さん、最後まで諦めず、これまでの成果を出し切って。諦めたらそこで試合終了だよ。これから先の人生も同じ」と球児に呼び掛けた。

 自身が先月22日に投稿した「高校野球、インターハイ、吹奏楽、3年生最後の全国大会が中止決定。高校3年間だけでなく、子供の頃から夢を追いかけ続けた生徒も多い。勝敗だけの問題じゃない。大人の側が、最後まで諦めてはいけない。コロナの感染症対策をとりながら大阪大会だけでも実現できないか準備に入る。できる限り頑張る」という内容をリツイートし、「野球以外の大阪大会、最後の発表の場も実現できるよう引き続き頑張る」と誓った。

 大阪府高野連が発表した大会名称は「令和2年大阪府高等学校野球大会」。トーナメント方式を採用し、大会日程は7月18日から8月10日まで。使用球場はシティ信金スタジアムなど7球場を予定。無観客で開催するが、試合当該チームの部員のみは入場を認める。選手登録は30人、当日のベンチ入りは20人。1試合9イニング制が基本線ながら、ルールなどの詳細は後日、決定する。参加チーム数は171チーム前後を想定している。平日は学校の授業時間を考慮し、各日午後1試合、土曜は各日午後2試合、日・祝は午前から各日3試合を予定している。抽選は連盟役員による代理抽選で組み合わせを決定する。

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