大阪・吉村知事 「甲子園で近畿大会」阪神球団に開催打診 高校球児の夢諦めない!

[ 2020年5月30日 05:30 ]

大阪府の吉村洋文知事
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 大阪府の吉村洋文知事が29日、甲子園球場(兵庫県西宮市)での今夏の高校野球の「近畿大会」の開催を阪神球団へ打診したと明かした。出演したMBSの情報番組「ちちんぷいぷい&ミント!」で発言。都道府県単位で行う代替大会の行方を見守り、「それが固まりになるのであれば、何とかその先というのは、できる範囲でできないか」と語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大により夏の甲子園大会が消滅。地方予選の代替大会として大阪府は22日、府としての大会開催を各競技団体へ働き掛け始めたと明かしていた。

 この日はさらにスケールアップした。吉村知事は「スポーツが進路につながるだけでなく、子供たちの長い人生を考えた時に、諦めずにやり切るスタンスは人生にとって重要」と力説し、出演者の「近畿大会は?」との問い掛けに「それも想定してます」と即答。「大阪府から阪神に対しても、何とかその先の協力をしてもらえないかと実は今、語り掛けている」と語った。

 舞台として想定する甲子園球場については、阪神の谷本修球団本部長が22日、夏の甲子園大会と地方大会の中止が決定したことを受けて「これからですね」としながら、「せっかくの聖地なので、可能な限り有効活用したいとは思っています」と明かしていた。プロ野球の6月19日開幕が決まり、公式戦日程の再編が進む現在も、当初予定されていた夏の甲子園大会期間中(8月10~25日)は公式戦を開催しないという。

 「夢を諦めるなと大人は偉そうなことを言うわりに、いざこういう時に、リスクがあるから諦めますというのは違う」と語気を強めた吉村知事。そのためにも「まずは大阪大会を何とか実現させたい」と強調した。

 《スポーツ庁・鈴木長官「安心安全を担保した上で開催」》スポーツ庁の鈴木大地長官は定例記者会見で、夏の甲子園や全国高校総合体育大会(インターハイ)などに代わる場として各地で検討されている代替大会について「安心安全を担保した上で開催をしてもらいたい」と述べた。スポーツ庁は2020年度第2次補正予算案で、開催支援に8億円を計上。鈴木長官は「部活動の集大成としての晴れ舞台を設定する」と説明した。10月に鹿児島県で予定されている第75回国民体育大会の開催については「関係者が多い。調整が必要で慎重に協議したい」と述べ、県などと6月に判断する見通しを強調した。

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