巨人投手陣がチャリティー活動 オークションにTシャツ出品し、売上で医療機関支援

[ 2020年5月15日 05:30 ]

サイン入りTシャツを手にする巨人の菅野(球団提供)
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 新型コロナウイルス感染症対策の最前線で闘う都内の医療機関などの支援のため巨人投手陣が団結した。野球を通じてファンに寄り添う「WITH FANS」プロジェクトの一環で菅野をはじめとする投手35人の直筆サイン入り「WITH FANS」Tシャツ計35着を14日正午からオークションサイト「ヤフオク!」に出品した。

 「少しでも力になっていきたい。皆さんもぜひ支援の輪に加わってください」と呼び掛けてきたエースの菅野を筆頭にデラロサ、戸郷、沢村、大竹、サンチェス、岩隈、高橋、田口、桜井、中川、宮国ら支配下の全34投手と、1軍に同行する育成の沼田が参加。オークションは5月18日午後11時までで売上金は読売新聞社などが設けた「東京コロナ医療支援基金」を通じてマスクなど医療用資機材の調達や医療従事者の増員などの費用に充てる。

 球団は今後、投手陣以外の選手のサイン入りTシャツなども出品する予定。感謝の思いを形にしつつ、最短6月19日のシーズン開幕に向け準備も進める。

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2020年5月15日のニュース