MLB選手会 ナ・リーグのDH制受け入れへ「“新たな常識”になるかもしれない」

[ 2020年5月15日 02:30 ]

 大リーグ機構(MLB)が選手会に提出した7月4日の独立記念日前後に無観客で開幕する開催案に関して、選手会がナ・リーグのDH制導入を受け入れる見通しとなった。13日(日本時間14日)、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者が自身のツイッターで伝えた。

 ダブルヘッダーなど過密日程が予想されるため、投手の負担軽減などが目的。CBSスポーツは「ア、ナ両リーグのDH制は長年にわたり議論されてきた。うまくいけば“新たな常識”になるかもしれない」と来季以降も継続される可能性を指摘した。

 また、全国紙USAトゥデーは開催案に選手のつば吐き、ハイタッチ、サインや写真撮影、ウーバーなどの配車アプリの利用禁止などが含まれると紹介。MLBはワールドシリーズを11月第1週までに終了したい意向が強いという。

 ◯…米フロリダ州のロン・デサンティス知事が大リーグやNBAなどプロスポーツの開催を歓迎すると表明した。スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。無観客であれば16日(日本時間17日)から実施可能だとしたアリゾナ州に続き、大リーグ球団がキャンプを張る両州が許可したことになる。デサンティス知事は4月に、スポーツを「不可欠な事業」と認定。すでに無観客で総合格闘技の試合を再開している。

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2020年5月15日のニュース