阪神・ボーア　大阪と兵庫の医療機関へ防護服とプリペイドカード寄贈「今自分にできることはないかと」

オンライン取材で笑顔を見せるボーア

　阪神は15日、ジャスティン・ボーア内野手（31）が大阪府と兵庫県の医療機関へ、球団の協力会社を通じて購入した防護服と、コンビニで使用可能なプリペイドカード（統計約100万円）を寄贈することを発表した。

　ボーアはこの日甲子園球場施設での自主練習後にオンライン取材に対応。「今非常に頑張っておられる、苦しんでおられる方がたくさんいる中で自分として何かできる事があるんじゃないかと思ったときに、母国にいるときから病院を訪問したりだとかそういうことはしてきたのですが、今も自分にできることがないかと考えて、寄付という形を取らせて頂きました」と経緯を説明した。球団によるとボーア本人から医療従事者に対して何かできないかと相談があり今回の寄贈に至ったとのことで、寄贈品は5月下旬以降に順次届ける予定。来日1年目ながらもコロナ禍と向き合う助っ人砲が、異国の医療関係者に支援の手をさしのべた。