長嶋一茂 ミスターと松井氏の電話越しの“リモート特訓”秘話を披露「超一流の感覚」

[ 2020年5月15日 20:18 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(54)が15日放送のテレビ朝日「ザワつく!金曜日」に出演し、父である巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(84)と、巨人、ヤンキースなどで活躍した愛弟子・松井秀喜氏(45)との秘話について激白した。話題は師弟関係について。「うちの父と松井はピッタリ合ったと思う。バットのスイングの音だけで調子が分かる、というところまで2人はいっている」と認めた。

 それは、松井氏がメジャー移籍した後のことだ。調子が上がらず、困った末に電話してきたのが、日本にいた長嶋茂雄氏。「監督、どうしたらいいですか」という相談に対して、長嶋氏は「電話越しにバット振ってみろ」となって、「(素振りが)100本か200本続いたらしい。その間、会話なし」と一茂が説明した。「どれぐらいの時間がかかったか分からないが、ある時に、バットが風を切る音が変わった」。その瞬間、ミスターは「それだ!」と一言。それに対して松井氏も「これでやめておきます、となって、次の日にホームランを打った」とのエピソードを明かした。

 同様のエピソードが長嶋氏と「同じ千葉出身」の元阪神・掛布雅之氏との間にもあり、野球評論家時代に電話越しの特訓があり、「その年、掛布さんはホームラン王を獲ったと聞いた。そういう関係性は超一流の人たちの感覚」とうなっていた。

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2020年5月15日のニュース