西武ドラ1宮川 武田信玄の名言胸に…「いい感じ」ブルペンで40球

[ 2020年4月27日 18:33 ]

20日の自主練習で打撃投手を務めた西武・宮川(球団提供)
Photo By 提供写真

 東芝から入団した西武ドラフト1位の154キロ右腕・宮川哲投手(24)が27日、所沢市内の室内練習場で行った自主練習でブルペン入りし、約40球を投げ込んだ。「自分なりにいい感じになってきています」。

 即戦力として期待される快腕も、2月の南郷キャンプ中盤で右足の違和感を生じ、その後は2軍での調整となった。順調に回復し2軍練習試合の登板も続けており、新型コロナウイルス感染拡大の影響でシーズンの見通しが不透明な中、再度訪れた開幕1軍入りの機会を虎視眈々(たんたん)と狙っている。

 自主練習では愛斗、西川、綱島らのシート打撃にも登板。「カウント球、決め球の意識をしっかり持つ」とテーマも決め、首脳陣が自宅待機で練習視察ができない中、自身の投球動画は杉山2軍投手コーチに送信しフォームのアドバイスも受けている。

 寮生活では「1人映画」にはまり、時代劇、戦争ものなど多ジャンルを鑑賞。日本史が好きで、尊敬する歴史上の人物は武田信玄だという。信玄の名言「為せば成る、為さねば成らぬ」を胸に刻み、困難な時期を乗り切る覚悟だ。

続きを表示

2020年4月27日のニュース