阪神・ガルシア 決意の自主練、ファンに誓った「皆さんを野球で笑顔に」

[ 2020年4月27日 05:30 ]

鳴尾浜球場で自主練習にのぞむガルシア(阪神タイガース提供)
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 阪神・ガルシアは26日、鳴尾浜球場でランニングやウエートトレーニングなど約3時間の自主練習後、球団を通じ、開幕した際に阪神ファンを喜ばせる決意を示したコメントを寄せた。

 「明確な開幕日は決まっていませんが、プロ野球選手として今できることに集中して準備していきます。皆さんを野球で笑顔にすることができるように頑張ります」

 異国の地でコロナ禍に見舞われたが「プロ野球選手として日本で準備をするだけです」と帰国の選択肢はなかった。「この期間を利用して、パフォーマンス向上の為に投球動作を改良していきたいと考えています」と明かすなど、いつも陽気な左腕らしく前向きに調整を続けている。

 13日には自身のインスタグラムで「熱男リレー」に参加するなど今できることからファンを喜ばせる。21日には昨季まで阪神に在籍したドリス(現ブルージェイズ)との2ショット写真を投稿し「世界がコロナで大変な状況なので大丈夫なのか心配で連絡しました。お互いに無事であることを知らせるためにも写真をアップしました」と説明した。

 「期間が空いてしまいましたが、状態は悪くありません。まずはいつでもシーズンが始まっていいようにしっかり体の準備をする」。虎党に歓喜をもたらすべく、ベストな状態に向け着実に進んでいく。(阪井 日向)

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2020年4月27日のニュース