東京六大学5月下旬開幕へ 6校の現状

[ 2020年4月6日 11:12 ]

神宮球場
Photo By スポニチ

 東京六大学野球連盟は5日、5月下旬の開幕と1試合総当たりの勝率制で行うことを発表した。

 各校の現状と監督の談話は下記の通り。

 <慶大>練習、対外試合ともに自粛中。

 ▼堀井哲也監督 選手の安全面と健康が最優先事項。それを第一に考えています。社会人野球(昨冬までJR東日本監督)出身だから1戦必勝は得意とか、そこまで頭が回っていません。

 <早大>5日まで練習自粛。6日から再開も、同一時間帯でのグラウンド練習は30人以内に制限。

 ▼小宮山悟監督 今後の実戦は紅白戦になるだろうけど、ウチは(2チーム分の)人数が集まってできるかどうか。ある程度はしようがない。

 <法大>個人トレーニングは可能も、全体練習はできていない。対外試合は自粛中。

 ▼青木久典監督 スケジュールがいつもと異なるので戦い方は練り直さなければ。試合数が少なくなるので、与えられるチャンスが少なくなる。学生が気の毒だと思う部分もある。

 <明大>練習は大学と連携を取り通常実施。土、日曜は部内紅白戦(紺白戦)を開催。

 ▼田中武宏監督 (試合で)使いたい選手はたくさんいたが、起用法は変わっていくと思う。4年生は進路も関わるので気の毒だと思うが縮小しても開催したいというのが全員の思いです。

 <東大>都内の外出自粛要請が出た3月27日から練習自粛。当面は自主トレで調整。

 ▼井手峻監督 (1試合総当たりは)仕方ないこと。1946年春は東大が2位になって、当時の先輩たちからはいろんな話を聞いた。前向きに捉えたい。開幕に向けてしっかり調整したい。

 <立大>練習時間を短縮した上でグループに分け、時間差をつけて実施している。

 ▼溝口智成監督 日程や組み合わせも決まっておらず難しい。世の中は非常時ですけど、六大学を開催の方向で努力していただけるのはありがたいと思います。 

続きを表示

2020年4月6日のニュース