中日・橋本 “魔球”で翻弄 与田監督「制球が定まってくればドラフト2位の力はある」

[ 2020年2月19日 05:30 ]

フリー打撃登板後に阿波野投手コーチ(左)と話をしながら引き揚げる中日・橋本
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 中日のドラフト2位・橋本侑樹投手(22=大商大)がフリー打撃に登板し、独特の魔球を披露した。打者7人に42球を投げて、安打性の当たりは1本のみ。ファウル12本、凡打9本と打者を翻弄(ほんろう)した。

 特に驚いたのが18年首位打者のビシエドだ。見逃しストライク1球、ファウル2球を打たされ、最後は力ないゴロが三塁方向へ。直後に後ろにいた関係者に「あの球は何だ?」と取材したほどだった。フリー打撃は事前に球種を伝達する打者の練習にもかかわらず、芯で捉えられず、「よくボールが動いていたね。打者としたら少し打ちづらい。いい球だと思うよ」と頼もしそうに見つめた。

 橋本は「基本的に僕の球は動くんです」と明かす。小さなテークバックから球の出どころが見づらいのが持ち味で、フォークやカットボールに加えて、この動く球も武器の一つ。「今日はまずますの感じで投げられました。ここまで順調にキャンプは来ています」と手応えをつかんだようだ。

 与田監督も「非常に角度のいい、力のある球が多かった。制球が定まってくればドラフト2位の力はある」と高評価。ビシエドの反応についても、「お~という顔をしていたね。打者の感想を聞いたら教えて」と笑った。ボールが16球を数えたことは課題だが、だからこそ余計に打ちづらいのかもしれない。期待の新戦力は1位・石川昂だけではない。岩瀬から背番号13を受け継いだ左腕も楽しみな存在だ。
(鶴崎 唯史)

 ◆橋本 侑樹(はしもと・ゆうき)1998年(平10)1月8日生まれ、福井県出身の22歳。大垣日大では1年夏に甲子園出場。大商大では1年春からリーグ戦に出場して、3年秋に最優秀防御率0・71。4年秋の京産大戦でノーヒットノーラン達成。19年のドラフト2位で中日に入団。1メートル80、71キロ。左投げ左打ち。

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