中日ドラ1・石川を首脳陣が絶賛 伊東ヘッド“まるで広澤”春季キャンプ1軍スタートも

[ 2020年1月12日 05:30 ]

ティー打撃で汗を流す石川昂(撮影・椎名 航)
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 中日の新人合同自主トレが11日にナゴヤ球場で始まり、ドラフト1位・石川昂(東邦)は視察した首脳陣から絶賛を受けた。

 午後から始まった室内練習場での打撃練習。バットを一心不乱に振る様子に与田監督が熱視線を送った。「スイングが凄く柔らかい。肘の使い方が柔らかい印象」。高校通算55本塁打を誇る期待の主軸候補を初めて生でチェックし、改めて素材の良さにうなずいた。

 伊東ヘッドコーチもティー打撃をじっくりと観察。「バットのヘッドが立ったままで、広澤(克実=スポニチ本紙評論家)もああいった打ち方をしていたな」と巨人、阪神の両球団で4番を打った通算306本塁打のスラッガーになぞらえた。

 プロ野球選手としての第一歩を踏み出した石川昂は「非常にいい緊張感の中で練習することができて良かった」と充実した表情を浮かべ、「キャンプを1軍でやれたらいいなと思っている」と改めて春季キャンプ1軍スタートを熱望した。

 与田監督は方針を明言せず、「体つきがずいぶん、たくましくなって、いいトレーニングをしているんだなと。強い気持ちを持ってやって欲しい」と残り約2週間の自主トレの進み具合を見ていく姿勢を示した。(徳原 麗奈)

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2020年1月12日のニュース