大商大のドラフト候補 勝負の年へ意気込み、吉川「チームを勝たせたい」岡沢主将は「日本一」

[ 2020年1月12日 17:31 ]

記念碑の前で写真に収まる大商大・吉川(左)と岡沢
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 今秋ドラフト候補の大商大・吉川貴大投手(21=開星)、岡沢智基捕手(21=智弁学園)が12日、勝負の1年に向けての意気込みを語った。

 吉川にとっては猛アピールが必要な春となる。開星では3年春の選抜大会に出場し、最速147キロを計測したが、大学では通算15試合で0勝0敗。層の厚い投手陣の中に埋もれる形で、今のところは才能を開花させられていない。最終的な目標はプロ。もちろん、その前にやるべきことがある。

 「1年春からリーグ戦に投げさせてもらっているのに、ほとんど勝利につながる貢献ができていない。チームを勝たせられる投手になりたい」

 昨秋ドラフトでヤクルトから4位指名を受けた大西からは「一度マウンドに上がれば、自分がどんな状態でも試合を作らないといけない」とアドバイスを受けた。現在の最速は149キロ。「150キロを投げたい気持ちはある」と言うが「それよりも、分かっていても当てられない直球を身につけたい。打者が速く見える直球を投げたい」と球質を磨くことを最優先にトレーニングを積んでいる。

 新チームから主将に就任した岡沢は二塁送球完了タイム1秒87の強肩と巧みなインサイドワークが持ち味。プロの世界を視野に入れるが、やはり最優先は「チームを日本一にする」こと。

 「チームが勝つために努力をして、その先に自分の進路がある。チームのために動けない人間は上の世界に行っても活躍できない。まずは自分の体がつぶれてでも、チームの犠牲になれる選手でいたい」

 大西、さらに中日2位指名の橋本と左右の柱が抜けた。経験豊富な扇の要が投手陣をけん引し、勝敗のカギを握る。「野球人は結果と数字でしか評価されない部分がある。負けたら、いくら一生懸命に練習していても意味がない。主将として高い勝率を残せるようにしたい」。智弁学園3年春の選抜大会では、主将として初優勝に貢献。絶大なキャプテンシーでチームの先頭に立つ。

 富山陽一監督は吉川について「持っているものはすごい。もっと“上から目線”で投げられるようになれば」とメンタルの成長を求め、大きな期待を口にする。直近10年で12人のプロ野球選手(育成選手含む)を輩出している大商大。2020年も無限の可能性を持つ選手がいる。

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