北條 狙うは「1番」 虎65年ぶり2人目の開幕先頭弾に意欲

[ 2020年1月11日 05:30 ]

<阪神・北條自主トレ公開>フリー打撃を行う北條(撮影・成瀬 徹)
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 阪神・北條史也内野手(25)が10日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムでヤクルト・山田哲人内野手(27)らとの合同自主トレをスタートさせた。レギュラー定着へ並々ならぬ意気込みを示すとともに、見据えたのはヤクルトとの開幕戦(3月20日、神宮・午後1時開始)での初回先頭打者弾。球団では65年ぶり2度目となる快挙で、ツバメ勢への“恩返し”を誓った。

 勝負を懸ける8年目の“スタート地点”は定まっている。ここに立たないと始まらない。北條は、思いの強さを隠さなかった。

 「開幕(戦)というのは特別な感情もありますけど、そこで最初のスタートダッシュはチームとしても大事だと思うので。そこで自分が出れたらなと」

 全試合出場を掲げる男にとって、開幕スタメンは大前提だ。ただ、そこに「1番打者」として打線の先陣を切るというプランを加えて自らを鼓舞した。矢野監督は新打線の構想として「2番近本」を温めており、木浪らとの遊撃レギュラー争いを制した先に、北條が1番に座る可能性も十分に考えられる。

 「(1番は)出塁というのが一番大事になってくると思いますけど、その中で長打もあったり。1、2番が嫌なバッティングしたらピッチャーがそこに気をかける。近本が2番だったらかき回したりとか、チャンスを作ってクリーンアップに、という役割は大事」

 16年には1番で28試合に出場し打率・321、4本塁打と経験もある。ただ、その数字に満足することなく「その時は何も考えず打ってた。しっかり考えて、もっと嫌がられるような1番になっていけたら」と理想の1番像を熱っぽく語った。

 舞台も整う。開幕戦は、今回で16年から5年連続の弟子入りとなる山田哲を始め、ともに汗を流す選手が多いヤクルトと相まみえる。それだけに「ヤクルトのみんなにお世話になってるので」と成長を証明するこれ以上ない舞台と位置づける。

 1回表となれば、球団では65年ぶり2度目となる開幕戦の初回先頭打者弾。「(打ったのは)小学の時かな?たぶん…。小6の時はずっと1番だったので。めっちゃ、言わせようとしてるじゃないですか」と苦笑いを浮かべつつも、最高の“恩返し”に思いをはせた。

 昨年9月、初めてCSに出場し心境が激変した。「緊張感あるところでプレーできたのはプラス。優勝したい気持ちになった」。願いはただ一つ。「(シーズン)序盤からしっかり結果を出して、終盤までしっかり活躍して優勝できたら」。一皮むけた背番号2が、猛虎打線の“顔”になる。(遠藤 礼)

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