阪神ドラ4・遠藤 故郷の秋田PR マサルのぬいぐるみ持参で入寮

[ 2020年1月7日 05:30 ]

秋田犬・マサルのぬいぐるみを持参した阪神ドラフト4位の遠藤(撮影・大森 寛明)
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 阪神のドラフト4位・遠藤(東海大相模)は6日、西宮市鳴尾浜の選手寮「虎風荘」に入寮。故郷の秋田をピーアール(PR)するべく、秋田犬「マサル」のぬいぐるみを持ち込んだ。

 「母が買ってきてくれました。秋田のファンの皆様を喜ばせたいという思いがあって(持参した)。中学3年までお世話になった場所ですし、関わってくれた人がたくさんいるので、活躍してPRできればと思います」

 「マサル」のぬいぐるみは、18年平昌五輪女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワが秋田犬(あきたいぬ)保存会から送られた秋田犬に「マサル」と名付けたことをきっかけに同会が作製したものだ。世界的アスリートによって「秋田」の名が全国を駆け巡った当時を「嬉しかったですね」と振り返る。

 秋田は、国勢調査人口で15年10月から19年10月にかけての人口減少率が47都道府県で最も高くなり、住みたい都道府県ランキングでも下位に低迷する。それだけに、故郷をアピールしたい――。地元愛は、話し出したら止まらない。

 「お米がおいしいですし、きりたんぽやハタハタのしょっつる(塩魚汁)鍋などの郷土料理もおいしい。そういうところもPRしていきたい。そのためには活躍しなければいけないので、しっかり頑張ります」

 高校時代は投手と遊撃の“二刀流”も、プロでは遊撃一本で勝負する。「体を強くするために鍛えていきたい」。高校通算45本塁打を記録したポテンシャルを磨き、成り上がる。(巻木 周平)

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2020年1月7日のニュース