阪神・森下翔太 近本離脱に決意「引っ張れれば」守備位置も「どこでもやる準備、覚悟はしている」

[ 2026年4月28日 05:15 ]

神妙な面持ちで取材に応じる森下 (撮影・平嶋 理子)    
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 阪神は28日のヤクルト戦(神宮)から今季初の9連戦に臨む。26日広島戦の死球で途中交代し、左手首の骨折と診断された近本が27日に出場選手登録を外れた。開幕から全24試合に出場した不動の1番打者を欠く中、森下翔太外野手(25)や先陣を切る才木浩人投手(27)が一丸姿勢を強調した。

 リードオフマン不在のチームは、森下が引っ張る。28日のヤクルト戦(神宮)から始まる9連戦を前に、背番号1が決意を示した。

 「打線としても、近本さんが抜けるだけで戦略的に変わってくると思う。そこも(自分が)引っ張れればなと」

 過去に近本の代役を務めた経験がある。23年7月に背番号5が「右肋骨骨折」で離脱した際、代わりに1番打者に入った。ルーキーイヤーだったあの時から、猛虎の主軸を張るまでに成長。立場は大きく変わっている。「主力がケガでいなくなることは、しようがないことではある。それでも勝てる強さはある」。強く言い放った男が、チームを勝利へ導く。

 9連戦中は、ゴールデンウイークと重なる。思い返せば昨年は大暴れだった。4月29日から5月7日までの9連戦すべてに「3番・右翼」で先発し、39打数16安打の打率・410。5月4日ヤクルト戦からは4戦連発で12打点の活躍だった。シーズン打率は9連戦直前の・316から・343に上昇。同4日に自身初のリーグ打率トップに立った。今季も大型連戦を“森下ウイーク”にしてしまえば、近本不在でも強い阪神を見せつけられる結果につながる。

 「どこでもやる準備、覚悟はしている。直近ではWBCで経験できているので、そこは糧になるかなと。やるかは分からないですけど」

 近本が離脱したことで、中堅の位置につく可能性もある。WBC日本代表では、準々決勝・ベネズエラ戦で中堅をこなした経験がある。心づもりは既にできている。

 「勝ってまた、甲子園に戻れるように」。7本塁打でセ・リーグトップに立つ若き主砲が、主力離脱の逆境をはね返す。  (松本 航亮)

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