関大のドラフト候補・高野が本格始動「全国制覇狙う」、伸びしろ十分の快速左腕

[ 2020年1月6日 15:54 ]

チームの全国大会優勝と自身のプロ入りを目標に掲げた関大・高野
Photo By スポニチ

 今秋ドラフト候補の関大・高野脩汰投手(21)が6日、大阪府吹田市の同校グラウンドで本格始動。「本気で全国制覇を狙いに行く。個人としてはプロに行きたい」と今季の目標に掲げた。

 頂点までの距離感は明確になった。昨秋の明治神宮大会大学の部に関西五連盟第1代表として出場。決勝で慶大に敗れたが、堂々の戦いぶりで準優勝に輝いた。「それまでは神宮大会出場が一番の目標になっていた」。出雲商では2年夏の島根大会4強が最高成績で甲子園出場経験はなし。秋季リーグ戦中に発症した左肘違和感のため、同大会では2試合で計2回を投じたのみだったが、これまでは無縁だった全国大会で新たな刺激を得た。

 昨秋リーグ戦では先発の柱としてフル回転し、4勝、防御率1・01でMVPを獲得。53回2/3を投げ、56奪三振と高い奪三振率も魅力だ。1メートル81、70キロのスリムな体形から投げ込む最速147キロ直球とスライダーで投球を組み立てるが、試合中に投じる変化球はほとんどがスライダー。2種類の球種で三振の山を築いてきた。チェンジアップなど球種を増やすことも検討中だが「コンディションの悪さで調子を崩すことがある。リーグ全体を通して投げ切ることができるか。目に見えるものなら、140キロ台の直球を1試合を通して投げ続けることができるか」と安定感が最大の課題。「先に点を取られることが一番ダメなこと」とエースの自覚を胸に、勝負の1年を迎える。

 早瀬万豊監督は「軸になって投げてもらわないと困る投手」と断言し、アドバイザリースタッフの山口高志氏は「見たときはビックリした投手。今あるもので打者を抑えられる。細かいところまでは言っていない」と才能を最大限に引き出す構えだ。プロ野球中継はほとんど見ず、野球を始めたきっかけも「ゲーム友達が次々と野球を始めて、仕方なく(野球の練習に)行った」こと。伸びしろ十分の左腕が力を存分に発揮し、プロの門を叩く。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年1月6日のニュース