早大・早川主将 亡き祖母に最優秀防御率賞誓う

[ 2020年1月6日 05:30 ]

9季ぶりのリーグVへ意気込む早大野球部の早川新主将
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 東京六大学リーグの早大野球部が5日、西東京市内の施設で練習始めを行った。今秋のドラフト候補・早川隆久主将(3年)目当てに初日からソフトバンク、西武、巨人、ロッテ、日本ハムのスカウトが集結。151キロ左腕は15年秋以来となる優勝へ「チームのため最優秀防御率賞を狙いたい」と意気込んだ。

 昨年12月28日に祖母の春子さんが小腸がんで死去(享年83)。早川が千葉県山武郡横芝光町の実家に帰省した翌日、息を引き取った。「“おまえが社会に出るまで死ねないよ”と言ってくれたのに…」。この日通夜に参列し、最後の別れを告げた。

 低迷する野球部とは対照的にラグビー部は6季ぶりに大学選手権決勝へ進出。箱根駅伝も2区・太田智主将が奮走した。「4年生が動けるチームは強い」。早川は自らを鼓舞するように言った。

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2020年1月6日のニュース