広島・小園 今年の漢字一字は「進」 開幕スタメン目指す

[ 2020年1月6日 05:30 ]

広島の小園
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 広島・小園海斗内野手(19)は高卒2年目を迎える今年の漢字一字を「進」とし、“進化”して遊撃一本で勝負する決意を示した。ドラフト制以降では前田智徳、東出輝裕に続く球団3人目となる高卒2年目以内での開幕スタメンを最初の目標に掲げた。

 今年は何度、進化した小園に驚かされるだろうか。2020年の漢字一字を聞くと、数分間悩んだ末に「“進”です」と答えた。

 「目標に向かって進んでいきたいです。進化という意味も込められますね」

 小園が指す目標は、遊撃争いとは切り離せない。昨季は後半戦59試合のうち50試合に遊撃で先発しても、定位置を確保したとは言えない。手術を受けて完全復活を期す田中広との一騎打ちが春季キャンプから始まる。昨秋キャンプでは二塁にも挑戦したが、メジャー移籍を目指していた菊池涼の残留が決定。2軍戦では三塁で5試合出場した経験はあるものの、遊撃一本と腹をくくった。

 「もちろんショートです。二塁は秋に練習はしたけど、これまでにやったことはない。遊撃で頑張りたいと思っています」

 昨季は58試合に出場し、打率・213、4本塁打、16打点。激動の高卒1年目を振り返り、昨年の漢字一字は「成」とした。

 「“平成”も終わったし、1年間で“成長”できたと思う。良かったこともあったけど、悔しいことの方が多かった。プロの世界は厳しいな…と思いました」

 1年前、本紙の新春企画で新年の誓いを「挑戦」と書き込んだ。言葉通り難題にチャレンジし続けて、同時に宣言していた「開幕1軍」をかなえた。今年は、「開幕スタメン」を掲げて再びの有言実行を目指す。

 「1年目から大体の投手と対戦できたのは、いい経験になった。開幕戦からレギュラーとして出られるようにしたいです」

 ドラフト制以降、球団の高卒2年目以内で開幕戦に先発出場したのは、前田智徳(1991年)、東出輝裕(2000年)の2人しかいない。今年もまた球団史に名を刻む一年が始まる。
(河合 洋介)

 ▽昨季の小園 3月29日の開幕を1軍で迎え、出場機会がないまま同31日に登録を外れた。6月20日に昇格し、マツダスタジアムでのロッテ戦に「1番・遊撃」でプロ初先発。初回の初打席で左前打を放ち、プロ初安打を飾った。7月11日のフレッシュ球宴では初回先頭打者本塁打を放つなど2安打1打点でMVP。7月26日のヤクルト戦ではプロ初本塁打&初打点。球団の高卒新人の本塁打は1980年の長嶋清幸以来39年ぶり7人目だった。9月10日の中日戦では4号2ランを放ち、50年紺田周三の球団高卒新人本塁打記録を更新した。

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