巨人・元木ヘッド“正二塁手の出現”へ93年組にハッパ「仲良し過ぎる」

[ 2020年1月6日 05:30 ]

ファンがかけていたメガネに苦笑いの元木ヘッド(撮影・森沢裕)
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 巨人・元木ヘッドコーチが、正二塁手の出現を求めた。長年固定できていないポジションに「一人しっかりとした選手が出てくることでチームが機能する。打線もつながってくる」。東京五輪の影響で開幕が1週間早まることもあり、若手の猛アピールを期待した。

 昨年開幕戦で務めながら4月に離脱した吉川尚は腰痛が完治し、筆頭候補とみられる。93年生まれの田中俊、山本、若林、増田大には「(スタメンを獲っても)2カ月おきだった。同世代で仲良し過ぎる。学童野球じゃない。下から出てきた瞬間に一気に抜かれる。ダメな者はクビになっていく」とハッパを掛け、増田陸や育成の黒田の名前を挙げて突き上げを期待した。

 今春の宮崎キャンプは坂本や丸、炭谷、亀井らが「スペシャル(S)班」としてファームで調整する予定。その分、若手の1軍枠が広がる。元木ヘッドは「(2次キャンプ地の)沖縄に行くという気持ちじゃなくて、レギュラーを獲るという気持ちでやってもらわないと困る」と厳しく話した。 (神田 佑)

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2020年1月6日のニュース