ヤクルト退団の大引、引退決断 35歳「夢のような時間だった」今後は未定

[ 2019年12月30日 05:30 ]

8月にプロ通算1000本安打を達成した大引。今季限りでの引退を決断した
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 今季限りでヤクルトを退団した大引啓次内野手(35)が引退を決断したことが29日、分かった。球団からの引退試合の打診を断り、現役続行を希望していたが、年内で区切りを付けた。

 「プロ13年は夢のような時間だった。3球団で多くの指導者やスタッフ、チームメートと出会えたことは自分の財産」と語った。今後は未定だが、シーズン後に学生野球の指導に必要な資格回復研修を受けていた。

 浪速から法大を経て06年に大学生・社会人ドラフト3巡目でオリックスに入団。13年にトレードで日本ハムへ移り、15年にFA権を行使してヤクルトへ入った。通算成績は1288試合に出場して打率・251、48本塁打、356打点だった。

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