明大・入江 先輩森下&津留崎からの“金言”宝に…エース継承へ「自覚持って」

[ 2019年12月29日 12:27 ]

来季は打撃でも貢献したいと寮にある必勝バットを手にする入江
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 24日に練習納めを行った明大野球部。年内までチームの指揮を執った善波達也前監督から田中武宏新監督にバトンタッチをする儀式でもあった。

 1月6日から正式に始動する田中新監督が新チームの大黒柱に期待しているのが副主将に指名されたエース候補・入江大生。森下(広島)伊勢(DeNA)が抜ける投手陣。本人も「1回戦に先発できるように自覚も持ってオフを過ごします」と来季のシーズンを見据えた。

 “師匠”として慕った森下が退寮する際、もらった物がある。「バットです。“打つ方でも活躍しろ”と。今年までは打席に立つ機会も少なかったし打てたらラッキーくらいに思っていて、来年は打撃も大事にしようとバットを振っています」と力を込める。森下は投手ながら5番打者としても大学日本一に貢献。入江も作新学院時代、甲子園で3試合連発した実力者。「バットを振ることで体にキレが出てきた感じがします」と汗を流す。

 12月初旬には慶大から楽天のドラフト3位で入団した津留崎大成投手と会食の機会を持った。津留崎といえば「筋肉はウソをつかない」という筋トレ男。それだけではなく動作解析、サプリメントなど野球選手として成長するために研究する哲学者のような男。自分にプラスになるため頭を下げ教えを請うた。「まず自分の体を知ること。筋トレにしてもどこを強化すればいいのか。練習前に飲むサプリ、練習後に飲むサプリから食事に至るまで参考になりました」と“津留崎塾”で大きな刺激を受けたという。

 1年時に146キロ、2年時には147キロをマークし今季は150キロまでMAXを伸ばした。来季は155キロを目指す。そのためにも「柳さん(中日)や森下さんが投げたカーブを練習中です。あのタテのカーブが投げられたら幅が広がると思うんです」と新球種へチャレンジを続けるつもり。栃木に帰省しても母校・作新学院でのトレーニングを続けており、エース継承へ休みなしで汗を流している。

 ◇入江 大生(いりえ・たいせい)1998年(平10)8月26日、栃木県出身の21歳。作新学院3年夏の甲子園ではエース今井(現西武)を擁し全国制覇。入江は一塁手として3試合連続本塁打を放ち高校日本代表に選出。明大では投手一本。1年春から登板、6シーズンで26試合に登板、2勝5敗、防御率2・97。1メートル87、82キロ、右投げ右打ち。

 ◆背番号 明大のエース番号は11。今季は森下が主将の10をつけたため11番は伊勢が付けた。入江も「11番を付けたい」と狙っている。ちなみに明大の投手はエースが11、第2エースが23、そして1、13、17と続く。故島岡吉郎監督が「相手に割られない(打たれない)番号がいいんだ」との思いで素数(1とその数字にしか割れない数)が多い。

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