DeNA山崎、来オフにもメジャー挑戦「僕の気持ちは伝えさせていただいた」

[ 2019年12月21日 05:30 ]

1億円アップで更改し、記者の質問に答える山崎(撮影・尾崎 有希)
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 DeNAの山崎康晃投手(27)が20日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億円アップの年俸3億5000万円でサインした。会見では将来的なメジャー挑戦の希望を球団側に初めて伝えたことを告白。海外フリーエージェント(FA)権を取得するのは最速で23年シーズンだが、ポスティングシステムの利用を容認されれば、早ければ来オフにも日本が誇る守護神が海を渡ることになる。

 チームの「大トリ」で契約更改を終えた山崎が、真っすぐな思いを口にした。

 「僕の気持ちは伝えさせていただきました。いつかは(メジャーに)挑戦したい」

 昨季の契約更改後の会見など、将来的なメジャー挑戦の目標を公に語ったことはあったが、球団側に正式に伝えたのは初めて。1年目のオフに米国を訪れたことや、侍ジャパンでの国際大会の経験を理由に挙げ「格上の打者相手に、純粋に勝負していて楽しかった。簡単な世界ではないが、いつか力を付けてそんな打者を抑えたい」と夢を膨らませた。

 今オフ、筒香が球団では初となるポスティング制度を利用し、レイズへの移籍が決まった。山崎にとっても、海外FA権取得まで待つと4年後の31歳になる。来オフのメジャー挑戦について問われると「タイミングは一概には言えない」と話すにとどめたものの「年齢がいけばいくほど、若いという感覚から離れる。今のところケガをしていないし、健康な状態でいければ」と早期移籍の希望ものぞかせた。

 三原一晃球団代表は「シーズンが始まる前や中盤に、彼とこの話をすることはない」と説明。その上で「しかるべきタイミングがきたら話そうと決めている。順位が決定するとか、そういうタイミングになると思う」とシーズン終盤にも話し合いに応じる構えを示した。

 この日は1億円アップの3億5000万円でサイン。6年目シーズンでは菅野、摂津に次ぐ高年俸となった。入団時から9回のマウンドに立ち続け、今季は30セーブで2年連続最多セーブのタイトルを獲得。11月のプレミア12では抑えとして世界一に輝いた。「あくまで来シーズンはベイスターズの日本一のために一生懸命頑張りたい。その延長線上に僕の夢がある」。東京五輪でも抑えとして期待される右腕が、チームを日本一に導き、自身の夢を実現させる。(町田 利衣)

 ▽今オフ球団に米移籍希望を訴えた選手 日本ハムの西川、有原が契約更改交渉で直訴した。西川は11月27日に「3年くらい前に“自分の夢を追いかけてます”と初めて話して…」と、かねて球団に伝えていることを初めて告白。有原は今月4日に交渉し「来年しっかりとした成績を残して向こうに挑戦したい、という思いは伝えた」と明かした。ともに海外FA権取得を待たず、ポスティングシステムを利用して、早ければ来オフにメジャー移籍を目指したい意向を示した。

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